【パーストワイス③】何とカプチーノ通りがあった
クオッカのいたロットネスト島から舟で45分。
フリマントルに着き、この街を散策する。
アメリカズカップを初めて、海外に持ってきて、
レースを開いたのも、ここフリマントル。
今は、西オーストラリアの貿易港として、賑ってる。
沖合いには、停留を待ってる船が並んでいる。
中国が、オーストラリアの鉄鉱石を買い占めてる。
15年契約をしているので、パースを含めて、
この辺りは、一種のバブル状態。
それでも、フリマントルは港町特有の、開放感と、猥雑さがある。
真面目に、ヨットをこれでもかと展示してあるミュージアムがあるかと思うと、
アメリカズカップのレースの拠点は、今やシーフードレストランが店を並べている。
港から、街中に入ると、カプチーノ通りがある。
道路を挟んで、カプチーノを出す店が一杯。
黒をベースに内装してある店に入る。
4人共、日頃は飲まないカプチーノを頼む。
4時だったので、小原のすいた二人がケーキまで頼む。
日本では、見かけない行動をするものだ。
カプチーノが来た。
表面がまだら模様。
飲んでみると、おいしい。
普通のブレンドコーヒーよりおいしい。
カプチーノなんか、そんなに馴染のあるものではないが、
こうやって徹すると、人が集まり、話題にもなる。
この街は、金曜、土曜、日曜だけ開くマーケットがある。
蚤の市みたいな雑貨や、土地の食材が出ている。
倉庫を活用したり、無料バスを運行したり、
結構こだわりを感じる楽しい街だった。
帰りは、初体験の鉄道に乗って、パースに帰ってきた。
30分で着いた。