岐阜に早稲田の研究所がある。

honest152007-11-20


何となく聞いてたが、早稲田の研究所がここ岐阜にある。
WABOT−HOUSE研究所と言う、
どうやらロボットを研究しているらしい。
昨日、今日と地域開放してたので、訪れてみた。


岐阜の各務ヶ原に、岐阜県がちょっとゴージャス過ぎないと思われる
宇宙船基地のような、未来型のテクノランドがある。
昔、バーチャルリアリティの実体験が出来るという事で出かけた記憶がある。
このテクノランドの一角に、早稲田大学のロボット研究所がある。
早稲田は、結構ロボットには力を入れていて、ロボットイベントでも良く見た。
世の中、派手なロボットがちやほやされてるけど、早稲田は地味だった。


テクノランドのホールでは、研究成果が紹介されていた。
基本は、地域への研究成果の発表というスタンスだから、
地域の産業とのコラボとか、地域社会へのサポートという視点での発表だった。
一般に判りやすいショー型のロボットは、やりたくないというスタンス。
地道に、ロボットの出来る分野を開発していきたいとの事。
岐阜の林業での枝払い、街の安全のための情報探索、環境・エネルギー住宅、
草刈り、プールの掃除といった人的エネルギーの代替としての
ロボットの研究が紹介された。


興味をひいたのが、通常はインターフォンが、災害で家が損壊した時に、
そのインターホンが、突然動き出し、被害の状況を知らせる、という物。
こういったものは、早く商品化してほしい。


地域社会、災害、福祉に使うロボットは、そんなにペイラインには乗らない。
それでも社会に役立つロボットの研究は、行政と大学の役割だろう。
自分の出身大学が岐阜にあるのに、何にも参加も協力もしてないけど、
何か協力できる事があったら、したくなってきた。