下呂温泉は女性優位の温泉だった。

honest152008-01-07

パリ娘が、今日誕生日。
温泉に行きたい、と言う。
正月の温泉は、何処も混んでて、高い。
で、山を越した昨日から下呂へ出かけた。
地元にありながら、下呂は25年ぶり。
古くから温泉で斜陽化してるんじゃないかと、
ネットで宿を探した。


条件は、宴会場がないとこ。
ウオッシュレットがあるとこ。
まあ後は、露天風呂があれば、静かで落ち着いた宿。
3人で出かけたから、3人部屋のある所。
中々見つからない。
あっても空いてない。
その内、普通の宿の名前じゃない所が出てきた。
「天空の、、、、」と言った変な宿。
ついこういった変な所に興味を示してしまう性格。
さらに調べていくと又変な名前があった。
「心を撫でる静寂みやこ」
3人部屋もあり、サプライズもあると言う。
ここに決めた。
ネットで予約したら、即折り返し電話があった。
サプライズと言うから、娘が誕生日である事も伝えておく。


昨日昼ごろ家を出て、富加関という処から金山経由下呂を目指す。
初めての道。岐阜県人なのに知らない道がある。
途中、日本のへそという平成村を通る。
道の駅もある。
最近道の駅が、あちこち目立つ。
この調子だと、今まであったドライブインは、つぶれるなー。


3時には下呂へ着く。
街を車で走るが、これといって目に入らない。
合掌村が、大きそうだから、寄ってみる。
でも入場料が800円。
やめた。
もう宿へ行こう。


宿の駐車場に車を入れたら、名前を呼ばれた。
シャーロック・ホームズみたいですね、どうして名前がわかったの?
と聞いたら、今日3人の客は我々だからという返事。ふーん。
こじんまりした宿。ロビーで抹茶を飲み、部屋へ行こうとしたら、
女性にはポーチがもらえる。サービスに差別がある。
つい口に出たのが、「自分も女です」
相手は、しょうがなく、私にも内緒ですよと、ポーチを呉れた。
さらに、浴衣を選べという。
男はサイズ別だが、ワンパターンだけ。
女性は、色とりどりの浴衣がある。
全部柄が違う。
部屋は、サプライズでワンランク上の部屋だった。
スイートルームになってて、プラス和室があった。
自分は、イビキをかくので、離れてる和室は有難い。


食事も凝っていて、飛騨牛のすき焼きもでた。
肝心の風呂は、それほどおおきくないが、露天もあった。
3回も入った。
えらくお洒落な宿だったが、静かでサービス過剰でないのが気に入った。