ある港の朝の風景

honest152008-02-06

夜駅から10分程タクシーに乗り、
ホテルに着いた。
20階の部屋から外を見る。
何とかブリッジとか、観覧車もない港。
夜の港に、特別な光はない。
で、カーテンを閉めた。


朝目覚めて、カーテンを開けると、港はもう目覚めてた。
工業港なんだ、ここは。
遠くに見える煙突からは、白い煙が何本もたなびいていた。
大体工業港をじっくり見る事もないので、
妙に白い煙に心惹かれた。
高度成長時代には、煙突と白や灰色、黒色の煙は、元気の印だった。
それが、環境汚染の元凶のように言われて、煙の汚染は改善された。
でも煙突は、成長のシンボルからは、転落した。


でもレンガで出来た煙突は、相変わらず心惹かれる物だ。
サンタさんが訪れる煙突は、やっぱ愛すべき存在だ。
白い煙なのか水蒸気をたなびかせてる工業煙突も、中々良い。
ただ富士山の前に林立してる製紙会社の煙突はいかん。
絵にならん。