AYUは将来落語家になるか?

honest152008-03-04

日本大学落語選手権「策伝大賞」が決まった翌日の昨日
審査員の桂三枝立川志の輔の二人芸があった。
その二人会にAYU達と一緒に行った。
入り口でチェックされて、母子室で聴く事に。
客席の後ろにベンチが一つ、完全防音。
ガラス窓で、舞台が見えるようになってる。          (母子室)


AYUOTOUSANがその部屋から客席に向かう直前から、
父親がいなくなる危険を察知したAYUが大泣きし始めた。
ママから離れて泣く事もなかったのに、
こんな場面では泣くのだ。
きつく抱っこして、泣くのに任せ、ガラス窓の向こうを歩いていく
メガネさん、マスクおじさん、マフラーおばさん、かばん持ちねいさん、
白髪じいさん、、とか歩き過ぎる人を解説したけど、泣き止まない。
それが着物のおばさんが歩いて行ったら、反応があった。
指をさして、着物だと言いたそうにしてて、泣き止んだ。
どうやら753の時に着た着物を思い出したらしい。


開口一番が始まった。
「立川めんそーれ」が語り始めた。
彼は、「策伝大賞」の第一回優勝者。
志の輔に弟子入りを果たし、今年で4年目。
いいなー、こうやったコンペの優勝者が、段々芽を出してくるのは。
彼の後が、志の輔
めんそーれの師匠です、と軽妙に噺始めたら、
名前の書いてある紙が落ちた。
志の輔立ち上がって、その紙を楽屋に渡す。
名前は、桂三枝になっていたが、彼はそのまま噺を続けた。
出し物が、”バールのようなもの”だったから、
さしずめ”三枝のような”つもりで演じたかな?


母子室のAYUは狭い部屋に退屈してたので、三枝が話し始めた時
ロビーに出た。
ロビーにもテレビがあって三枝の噺を、スタッフが見てた。
AYUは急に元気になって、テレビを見てけらけら笑ったり、
走り廻ったり、膝間ずき歩きしたり、知らない人の隣に座ったり、
さっきの大泣きが何処へ行ったの、という元気ぶり。
ちらっとテレビも見て笑ったりしてるけど、
判ってるとは思えない。
しかし子供は本能的に自分の気に入る物がわかる時がある。
何年かたって、突然落語が好きになるかもしれん。