Qちゃん 駄目だったね。お疲れ様、ありがとう。

honest152008-03-09

今日は、名古屋女子マラソン
多分駄目だろうな、と思いながらも
高橋尚子の走りを見たかった。
まあ20kmまでは、先頭の集団の中にいるだろう、
で、NHKハイビジョンの立川談志を見たりして、
チャンネルを戻すと、早くも彼女は遅れ始めてた。


8年前の2000年の名古屋女子マラソン
関係者が集まる管理棟にいた時、若い社員が報告に来た。
女子トイレの前通ったら、ゲロをしてる音がした。
出てきたのは、尚子選手だった、と。
緊張なのか、体調が悪かったのか。
彼女は、前半快調とは言えない走りだった。
それが、後半になって毒素が抜けたように、走りっぷりが変わって、見事優勝。
終わってのパーティー会場でも、彼女の廻りは人だかり。
一人ぽつんと、食べ物を摘んでいたいたのが、2位になった「土佐れい子」
ひょっとして将来彼女は大物になるかも、と思ってサインを頼んだ。
そのサインが右の写真。


先日報道ステーションで、Qちゃんの映像を見た。
相変わらず、サービス精神旺盛。
今から考えると、あの取材は断るべきだった。
崖っぷちのラストトライアルだったから。
とことんレースに集中して欲しかった。
松岡修造の、いかにも明るくて人懐っこさに、つい騙されて、
ジムでのトレーニングを一緒にやってたりしてた。
松岡のような男は、スポーツ選手の敵だ。
その時Qちゃんは、走るだけでなく、走る以外の筋肉トレーニングをしてた。
それも4時間ぶっ通しで。
多分ここが彼女の問題だ。
何も4時間ぶっ通しで、筋肉トレーニングやる事ないじゃない。
筋肉を休ませて、又鍛えてという事が彼女は出来ないらしい。
走るほうでも70km走りこむ。
とことんやって、安心したいタイプなんだろうけど。
かえって疲れたり、故障の原因になる。
今回の急激な落伍ぶりは、どこかに故障があった事を暗示してた。
レースが終わったばかりで、今は原因はわからない。


でも今日で、彼女の選手生命は終わった。
あれだけ皆に愛想をふりまけ、心の中まで覗けないが、
きっと人一倍繊細なQちゃん。
これからは、心の中も伸び伸びしてください。