歩いて楽しくなる街になれ! 岐阜!

honest152008-06-01

昨日歴史博物館のボランティアに行った。
小雨が降ってる中、途中の道は、何故かリュックを背負って、
雨合羽をして歩いてる人達を多く見た。
雨の中物好きになんて思ってた。
博物館の中にも、リュックを背負った人がいる。
何処からおいでですか? の問いに。
神奈川、名古屋、滋賀、大阪と結構あちこちから来ている。
鵜飼を見に来たのかと思ったら、
「ツーデーウオーク」で来た、と言う。
何それ?
調べたら、りっぱな組織があった。
日本ウオーキング協会。
びっくりしたな、歩くだけにも組織があるんだ。


まあ組織は別にして、ツーデーウオークでも、色んなルートがある。
今回は、「長良川ツーデーウオーク」とやらで、岐阜の街をアチコチ歩く。
大体20km歩く、二日で40kmだ。
ただ歩く訳じゃなく、町並みを見たり、店を見たり、山や川も見る。
雨が降った流れで、博物館にまで足を運ぶ。
こちらも色んな人に会えて、お喋りもできて、楽しい。
岐阜の街は、中心街が斜陽化して、郊外の大型店中心に人が流れてるけど、
他所から来た人は、郊外の何処でもある大型店には、興味を持たない。
やはり、街の古くからある店や、新しくても特徴のある店や、ポイントに
興味を持つ。


道路財源とかいって、地方自治は国からの交付を求めてるけど、
殆ど車のための道路使用しか考えてない。
ここあたりで、立ち止まって、歩く人のための道を考えてみたらどうか?
点としては、岐阜はいいとこもあるけど、線としては、まだまだ。
歩いて楽しい街になり、歩くと楽しさが発見できると、車の使用も減るな。


今日の日曜は、昨日と打って変わって、晴天。
今日も、昨日参加したツーデーウオーカー達は、町を歩き何か発見してるかも。
私は、車で走ってしまったが、面白い歩くグループを発見した。
ノボリを立てて、駕篭らしきものを担いでる行列があった。
”御鮨街道イン白山”とある。
白山地区の有志が、御鮨街道を昔のスタイルで歩いている。
駕篭は何?と聞いたら、御鮨。鮎寿司。
入ってるの?と聞いたら、入ってない。
御鮨街道は、岐阜の人も殆ど知らない。
今日の行列も、人が通らないとこを歩いてる。
街道でもないとこを。
ちょっとちぐはぐ。
行列して練り歩くのは、知ってもらいたい気持ちがあるだろうに。
でも何かに出会う街になるといいね、岐阜が。