【スコットランド⑤】ネッシーがいた！？

５日目は、ゴルフ無し。
ハイランド地方を楽しもう。
ホテルのすぐ近くに、グレン・モーレンジがある。
シングル・モルトの銘酒だ。
ホテルのロビーにも１本置いてあった。
フロントで何時からこの醸造所開くかと聞いたら、
９月からは、土曜日はクローズだそうな。
残念だけど、他の醸造所を紹介してもらい、
H君の失くしたクラブを取り戻すべく、ゴルフコースのプロショップに行き、
見つかったら、旅行先のホテルへ送ってくれるように頼む。
彼の名前はジャック。

城を見ようと、更に北に上り、ダンロビン城を目指す。
1275年に建てられたサザランド家の白い城。
スコットランド的ではなく、フランスぽい。
城の正面には、海に向かって広大な庭園がある。
スコットランド的でない庭園に違和感を覚える。

紹介された醸造所に向かう。
途中に違う醸造所が見え、立ち寄る。
ダルモアの醸造所。
ここも土曜は団体の予約しか受け付けてないという。
仕方がないからテイスティングをする。
15年物を所望するが、12年物だけと言われた。
それでも、柔らかく旨い。
鹿のマークのダルモアも覚えておこう。

もうテイスティングしたから、”行こう　ネッシーに会いに！”
インバネスを過ぎて、ネス川を下り、ネス湖に入る。
道路沿いにネス湖は続く。
小雨模様と舞台は整った。
さあネッシーは現れるか？
湖以外ない道に、突然観光施設が現れた。
これもスコットランド的じゃない。
何処にネッシーがいるかなと探しにいったO君が向こうにいると歩き始めた。
小さな池にネッシーはいた。
写真ポイントを捜していたら、ネッシーが突然動く。
さすが!と言ってたら、どうやら浮かんでいて風で動いたらしい。
ふーん？！とすっかり感心？して旅は一路フォート・ウイリアムに。

西ハイランド地方は、風景が違う。
湖が多い。
入り江も深く切り込んでいる。
ハイランド地方の人気拠点になるのもむべなるかな。
目的地近くになると、イギリスで一番高い山、ベン・ネバスが見えてきた。
１３４４ｍ。
日本に比べれば、低いよね。
ベン・ネバスの麓では、リフトがあり、山がらみのアクテビィティが盛ん。
急坂をマウンテンバイクで突進してくる若者達が元気だ。

フォート・ウイリアムの町で一服。
湖の船では結婚式が行われた。
町も歩行者天国のリゾート地の商店街。
カプチーノもおいしかった。
その町から30分程行った宿に、今日は泊まる事に。
目の前が湖、湖の向こうは西日がゆっくり沈み始めてた。
今回の旅行で、一番のんびりした空間だ。