【スコットランド6】海が山奥にまで入り込んでた

honest152008-09-18

今日もゴルフは無し。
のんびりしていい日だけど、早く目が覚めた。
ホテルを出て、湖面まで歩いていった。
海草がある。
湖と思ったのに、入り江が山奥にまで入り込んでいる。
フォート・ウイリアムの近くのオーニヒのホテルの名前は、
Allt-nan-Rosという。
スペイン系かと思うような馴染みのない名前。
フロントの黒人の女性に聞いてみた。
スコットランドゲール語で、Flower of Rose という意味なんだって。
ホテルの周りには、バラの花。
壁にも、花の絵があちこちに掛けてあった。


彼女曰く、いい天気ですね、ゴルフをなさるんですか?
空は青空。風もない。
今日の目的地のトルーンまで寄る所も決めてない。
何とか、オバーンという港町にでも寄ろうかと考えてる、と答えた。
彼女曰く、オバーンへ行く道に入って3分もすると9ホールのゴルフ場があるよ、と。


出発した車の中で、その話をしたら、そこへ行ってみよう、と話はまとまった。
ホテルから10分でゴルフ場に着いた。
9ホールだけど、3000円位で出来ると言う。
皆、車の外で着替えて、ゴルフスタイルに。
一番のティーグラウンドに立つと、ドライバー落下地点に大きな樹が。
その右に打ったらいいか、左に打ったらいいかわからない。
で、後ろから来た土地の人らしいプレーヤーに、どうぞお先に、後をついて行きます,と。
彼らの後を追って、ラウンドを開始した。
それぞれのホールに特徴があり、面白い。
大きな樹が邪魔になったり、ショートホールのグリーンの手前に小川があったり、
入り江を通しておかしな形をした山も見えた。
このゴルフ場の名前は、Dragon's Tooth と言う。山がそのように見えるのかな?
2時間ほどプレイを楽しんだ。
ふと出会ったゴルフ場でプレイする、なんてのは旅の醍醐味だ。


次なる目的地オバーンに向かう。
お腹がそろそろ馴染みの味を求めてたので、中華で昼飯を食べた。
ラーメンはなかったけど、スープヌードルは近いだろうと頼んだけど、おいしくなかった。
それでも焼きソバとチャーハンで腹は落ち着いた。
町を歩く。港町だから開放的。醸造所も、山の上にコロシアムのような建物もある。
個性がある楽しい町だ。


オバーンを出て、グラスゴーに向かう。
途中から湖を横目に車を走らす。
国立公園らしい。
家族連れや若者グループが楽しんでる。
グラスゴーに寄ろう、という話だったが、満足感が皆の気持ちを満たしていて、
もうトルーンに行こうということになった。
トルーンのホテルに着いた。
フロント曰く、実は部屋がダブル・ブッキングで無い。
そんな馬鹿な、と思ったけど、昨日旅行会社の男がホテルがどうのこうのと言ってた。
山の中で良く聞き取れなかった、というより自分の英語力のなさで、キャッチできてなかった。
フロントは、自分達の責任だからディナーは、無料で提供しますときた。
即転んだ。”オーケー”
近くのB&Bの兄ちゃんが我々を運んでくれた。
部屋が3つあるというので、又暴走して、自分とO氏のイビキ組をシングルユースに。
イビキ無し組の了解もとらなかった。すいません。


ホテルへ行き、只だと皆に言い、バーでビールを頼み。
待ってると自分の名前のついたメニューが出てきた。
又気をよくしてると、H君が、予算制限のメニューだという。
良く見てみると、ステーキがない。
念のためにステーキはないのか、と聞くとないと言う。
ふーんと言いながら、テーブルに着く。
当然ワインを飲もうと、ワインリストを見て、只なんだからと、高いワインを頼む。
これが失敗だったと気がつくのは、エディンバラを発つ直前だった。
自分の生来の早とちりが、ここでも出てしまった。
それでも久しぶりの独り寝で、ゆっくり寝れた