【南フランス③】プロバンスは色々。

honest152009-06-11


Chateuneuf du-Pape の赤ワインがおいしかったので、
宿の推薦の古城の蔵元に向かう。
残念!休み。
町に降りるとあるというので、町のワイン屋を探す。
何軒か廻るうちに、2001、2004年物がおいしいと聞く。
探すが中々ない、やっと見つけ、次の目的地へ。


ポン・デュ・ガールの水道橋へ向かう。
駐車料金が5ユーロ。水道橋まで、資料館があったり、
道すがら、貫禄のオリーブの樹があったり、
のんびり10分程歩くと、巨大な水道橋が見えた。
ローマ時代に建てたというから2000年も前に、良く建てたな。
水は、古来命の根源だ。
橋の下の川は、青くカヌーに乗ってる連中が。


橋を離れて、アルルへ向かう。
ゴッホが入院しながら制作活動してたという療養所跡地へ。
ゴッホの作品を模した中庭があった。
原色の花が目立つ。
クレープを食べる。
この町にも世界遺産があるけど、何故か興味がわかずアルルを去る。
今宵の宿へ向かう途中、サン・レミ・ド・プロバンスという町を訪れる。
小さな町だけど、建物もしっかりしてて、綺麗でお洒落な町。
町を出て、走ってると薄紫の花畑が。
ラベンダーかなと思ったが、違った。



今宵のディナーは、パリ娘曰く。
あのシェフ アランデュカスが独立して最初に作った幻のレストラン。
ラ・バスティード・ドゥ・ムスティエへ向かう。
平坦な道が少し、山道になってきた。
小さな村を通り抜けたりしてるうちに、突然山が割れた。
切り立った崖が尖っている険しい山が現れた。
崖に添うように家が建ち並んでる。
プロバンスというのは、癒し系のイメージで穏やかな風景かと思ったら、
突然荒々しい風景が。
落ち武者達の隠れ家のような村。
この村に目的地はあった。


ラ・バスティード・ドゥ・ムスティエは荒々しい風景の中で、優しい雰囲気で現れた。
糸杉がお迎えをしてくれ、我々の部屋は独立してるロフト風だった。
裏窓からは、獰猛な山 Moustriers-Sainte-Marie が見える。
バラとか、ラベンダーの花道を過ぎると、畑がある。
ここで採れた野菜を献立に使うそうだ。
楽しみのディナーは、特別室なのか、書斎の中で。
古い書物に取り囲まれディナーが。
パンはバゲット、クロワッサンが。ナイフもある。
働いてる人が多い。
きっと厨房には、日本人もいるだろう。
フォアグラとか入った前菜,おこぜのような魚、独特の味付けズッキーニ。
メインはチキンだった。