【南仏⑦】小さな村や小さな町が素敵だった

honest152009-06-17

プロバンスコート・ダジュール4泊の旅。
旅行本にある町や、世界遺産といった有名な町、施設は
何故か感慨を呼ばない。
絵葉書を見るように、接してしまうのかも。
ニースやカンヌやアルルは心に残らなかった。
パリ娘が、我々の知らないと所を選んでくれたので、
普通では行けない所で食べ、泊まれた。
パリへの朝、Le Cagnard での朝飯はおいしかったし、眺めも抜群。


帰りは、ニース空港から安いチケットでパリへ。
夕方の飛行機まで、ニースのマティス博物館とシャガール博物館、
それとちょっとニースのビーチを覗いてみたかった。
マティスは、今回の旅で特に見たかった。
ニースの博物館は、マティスの風景画まであって、イメージには合わなかったが、
ニースの切り絵のような作品の前で、小学高学年生が20人程、気に入った切り絵を
実際に切ったりして、自然と絵心を磨いていた。
テラスでは、休憩してる子供達がコンクリートのベンチに横一列に座っていた。
写真を撮ろうとカメラを向けると、ポーズをとってくれた。
マティス博物館は、オリーブの木に囲まれていた。


シャガールも見る事に。
シャガールは、どの絵を見てもシャガール
特徴はあるが、一枚一枚の絵に心は動かない。
25年程前にこの美術館に来た時は、トンネルの上の壁にシャガールの絵があった。
今回それがなく、聞いたら、そんなトンネルはありません、と言われた。
記憶違いかもしれないけど、彼の絵は、上部の壁とか、天井が似合う。


ニースのビーチは、まだ肌寒いけど、若いカップルが日光浴してた。
トップレスは、まだなかった。
ビーチは砂浜ではなく小石。
寝そべるのも体が痛いね。
モナコとか、付近のプライベートビーチは雰囲気も違うだろうけど、
ニースのビーチは凄くない。
恰好いい連中が集まり、ビーチの人気を上げているんだろう。
ニースから飛行機でパリに着いたら、寒く感じた。