パリを去る日は土曜日

honest152009-06-19

南仏への旅は、フランスへの印象を変えた。
日本の1.5倍の面積のあるフランス。
山がなく、平野が多く耕地面積が広く、
農業大国フランス、までは理解してた。
フランスはパリとその他という。
今回はパリ以外の旅が中心。
数年前に旅したブルゴーニュ地方では、ワイン街道を旅した。
田舎では、チーズを売ってる店でおいしいのを見つけた。
フランスの田舎は、楽しいし奥深い。
今回の南フランスでは、プロバンスという田舎とそこからの
山道が特に印象的。
なだらかなフランスの田舎というイメージとは違う険しい山、岩、川を見る事が出来た。
コートダジュールという華やかな海岸沿いだけでなく、険しい山際にも人々は
歴史と現在を生きていた。
厳しい自然環境の中でも、歴史と文化を大切にするフランス人がいた。


パリを去る土曜日、飛行機は夕方の6時。
パリ娘のアパートの界隈をのんびり歩く。
店の休みの多い土曜日、その代わりの生活空間がある。
アパートを出ると、毎週土曜に、青空市場がたつ。
野菜、肉、果物、チーズそれにパン。
おいしいパンを売ってる。
青空市場の近くでは、その日は特別に”蚤の市”が開催されていた。
こんな物良く売るなという古くて、使えそうもない物を売っている。
買うというより、その古いものを見て、イマジネーションの世界を楽しんでいる。
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蚤の市を過ぎると運河がある。
現役の運河。
川の高さが違うから、堰を止めて、船を出入りさせている。
何時くるかわからない船を待って、ちょっとした臨時カフェが出来てた。
周りでは、散歩、ピクニック、ベンチでは恋人達が見せ付けたりしてた。
堰が閉まった。
水が流れてくる。
モナリザの絵が描かれていた。
空気抜けを付けたモナリザ
こんな所でも、遊んでいたパリジャン。
パリ娘がこんな生活感を見せてくれた。
楽しかったフランス旅行もオウ・ルボア!