上から読んでも、下から読んでも”生麻生”

名鉄岐阜駅を降りると、何やら異様な雰囲気。
人が集まり、ざわめいている。
警官の姿、黄色いポロシャツ、テレビカメラ。
野田聖子の看板と選挙カー。
麻生が来るので集まってるらしい。

選挙カーに乗って、聖子ちゃんがスピーチを始めた。
恐ろしい位だみ声。
あちこちで応援演説してきて、声が壊れる寸前。
今までにない悲壮感のある演説。
内容は、民主党批判。
集まった群衆は、動員された年輩者と、生麻生見ようという野次馬。

生麻生が黒塗りの乗用車で到着。
にこやかに選挙カーに登る。
聖子ちゃんの実績をＰＲ．
景気回復で暮らしを守る。
北朝鮮の脅威を守る、という話をした。
動員された人達が日の丸を振って応えていた。
麻生は、開き直るのか、やけっぱなしになるのかと思っていたが、
意外と普通に元気。
こんな逆境を、多分感じていないんだろうな。
まあ一年近く首相をやれたので、満足感があるんだろう。
選挙戦の勝敗よりも、苛められてるメディアへの対応もいらない
街頭ライブを楽しんでいるみたい。
一方通行のコミュニケーションだしなー。
まあさよならライブのような雰囲気だった。