【岡山②】桃太郎だけじゃない。岡山は。

honest152010-04-18

二日目の朝は、8時前にホテルをスタート。
遅れる者なし。
名園「後楽園」へ。
7時半から開園してる。
我々の年齢だと、フリー。
目に入ってきたのが、池。
池の向こうに、岡山城が見える。
せせらぎも清らか。大きな鯉が泳いでる。
”恋(鯉)の縁結び”なんて、ボードもある。
池田城主が作った庭園。
遠景に城を配し、水と小山をせせらぎで結んだ美しい庭園。
見て、心が和むけど、井田には蓮華が咲き誇っていた。
6月になったら田植えもするらしい。


後楽園を後にして、倉敷に向かう。
何十年ぶりかの倉敷。
前来た時より、整備が進んでいる感じ。
大原美術館では、学芸の女性が懇切丁寧に説明してくれた。
何気なく見過ごしてしまう絵を、色々な視点で見える事を教えてくれた。
ここを作った大原氏と、彼を動かした児島虎次郎。
よくもまあこんな美術館を作った。
民間なのに、お金の面でも、コレクションの面でもここまで作り上げたもんだ。
昔のお金持ち、権力のあった人が、単に私利私欲でない社会貢献をしていた
見本みたいな世界。
美術館を出ると、町の案内人が歴史地区の案内をしてくれた。
20年ボランティアをやってるという。


小雨降る自動車道を瀬戸内海方面に向かう。
瀬戸大橋の麓の児島ホテルに、昼食の予約をしてあった。
この場所からは、瀬戸大橋が見える。
雨のなか霞んで見える大橋も、中々ロマンチック。
瀬戸内海は、島も多い。
かなり大型の船も運航してる。
豊かな海だなー。


食事のあと、瀬戸大橋を渡る。
穏やかな海と思っていたが、所どころ白波が立っている。
海流の流れが激しい所があるんだ。
穏やかばかりじゃないよ、瀬戸内海は。


幹事は、その後国分寺最上稲荷も案内してくれた。
盛りだくさんの岡山観光を満喫しました。
岐阜と岡山は、40年前は同じような規模だった。
それが、今では人口も、町の整備も、歴史的保存や、文化的世界で
大きな差がついてしまった感じがした。
何が違ったんだろう?