誰だ！今年が３D元年だという奴は！

アバターが３Dでヒットしたせいか、３Dが話題になっている。
テレビも３D対応が続々と発売される。
ある評論家は、3年後に３Dテレビが6000万台になると言ってる。
ええ加減にせないかんね。
コンテンツもないし、こけおどしの映像で面白い３D.
普通のコンテンツは、もっと違った視点で、皆見てる。

博覧会の仕事をしてる時、映像を使用しようとする段階で、
３Dでいくか？　大型映像でいくか？
予算があるときは、殆どが大型（アイマックスのような）が採用された。
飛び出す３Dは、飛び出す面白さがあるときはいいけど、そうじゃない時は
普通。
３Dに惑わされる事なく内容を頑張って欲しい。

今日、中国雑技団を見た。
デジタル時代の作り物に辟易してきてたので、生身の面白さを楽しめた。
飛んだり、跳ねたり、皿を廻したり、逆立ちしたり、180度開脚したり、
いとも軽々と演技してる。
リング、傘、皿、自転車、ポール、駒といった道具を体と一体となって
使いこなしてた。
一番は、ヨーヨーのようなおおきな駒を鮮やかに操るパフォーマンス。
素晴らしかった。
生身の３Dだから、迫力が違う。

雑技団の人達は殆どミスなく演じきった。
このための練習、努力を考えると、楽しめなくなるけど、、、。
人間技とは思えない。
こけおどしの道具もないのに、どうしてこんな迫力が出るんだろう。
凄いわ！
やっぱし、中国には勝てんなー。