JAから観劇招待。初めての体験。

honest152010-06-20

最近金融がらみを、JAにまとめてる。
地震保険が、昔から一番いい事も好印象だけど、
その辺の銀行、保険屋と違って、親近感がある。
外資系の保険会社が、面白い保険を発売すると、
何とかそれに近い保険を作って来る。
企画力もスマートさもないけれど、地域に根ざしてる、
という事では一番。


自分も、年金振込み銀行、カードの決済、医療保険、火災保険、
自動車保険などJAにまとめなおした。
そんなJAから、観劇招待の話が来た。
今まで何処からも観劇招待は受けた事はない。
出し物は、「四谷怪談忠臣蔵」。


今日がその日、名古屋の中日劇場へ行くというので、バスで出発。
JAの営業所に出かけようと、家を出た坂道のカーブで、後ろのタイヤをすった。暫く走っていたら、空気が抜けてきた。
こんな時にパンク。
幸いディーラーが近くにあり、パンクのまま乗り入れ、ついでにJAまで
送ってもらう。
トラブルでスタートした観劇会。


中日劇場は11時の開演。終わりは3時だって。
長いなー!
右近が挨拶。
すっかりJAお客さん対応になっている。
いよいよ忠臣蔵だか、四谷怪談だかよくわからない出し物が始まる。
内容もややこしいし、右近が4役やったりして、頭の中がぐちゃぐちゃ。
その上、足利尊氏に怨念を持つ新田義貞の亡霊が妖術を使ったりして、
常識ではついていけない内容になっていく。
こんな話を何時誰が作った??


江戸時代の歌舞伎は、中々の優れもの。
シェークスピアもびっくり。
そのびっくり話を、現代の猿之助が歌舞伎で表現した。
内容に追いつくのに精一杯だったけれど、舞台は楽しい。
テンポもいい。
色事師の悪役、伊右衛門もいい。
江戸時代から、善良者は舞台では映えなかったか?


宙釣りもあり、怖いお岩さんも出てきた。
どんどん殺され、生首もごろごろ出てくる。
猿之助歌舞伎なのかなー?
ぐちゃぐちゃ説明もない、ワンショットで、状況を表現してる。
鮮やかです。
4時間にもなんなんとする歌舞伎も、最後の大団円は、ラスベガスの
向こうを張った大滝でのちゃんちゃんばらばらでクライマックスを迎えた。
まあー、猿之助さん、面白かったよ!!