【夏旅③】ヘルシンキからロンドンへ

honest152010-07-23

ヘルシンキ散策中、豪雨。
郵便局に避難。
楽しい郵便局。文房具屋風のグッズが楽しげに並べてあった。
雨も上がり、ある教会に足を運ぶ。
パリ娘がさっさと歩いて行く。
教会というイメージを抱いていたが、全然違った。
ロックフィルドーム教会。
岩で組んだ木組みのドーム型の教会。
日本のお城の城壁のように、岩でドームを支えてる。
こんな建物がヘルシンキにある。
プロテスタント教会だと。
中では、若い女性コーラスがリハーサル中。
カナダから来た合唱団がステージに立つと言う。
思わぬ幸運に、席に着く。
信徒でもないけれど、若く溌剌とした歌声に聞き惚れる。
岩と木で作られた円形の建物は、音響も中々いい。
フィンランドは、文化度、デザイン度、観光度が高い国だった。


ファミリーと別れ、一人ロンドンへ旅立つ。
ゴルフ仲間は、一日遅れでロンドンへ入る。
一人のロンドン歩きは楽しい。
30数年前ロンドンに研修生として過ごした街を歩く。
コベントガーデン、ピカレディー、リージェント、オックスフォード、
一人の夜は、「オペラ座の怪人」へ。
20数年前と同じ劇場。
よくやってる。
最初に、シャンデリアがすとんと落ちてくるシーンで度肝を抜かれたが、
今回はその辺は演出を変えていた。
変えないほうがいいのに。
唄は相変わらず素晴らしい。
ロイドウエーバー以来の作曲家が現れていないんだろうな。
もう古典だけど、楽しめた。

怪人の舞台が終わり、町に出ると、騒がしい。
ヘルシンキとは、一回りも二回りも人種、人数が多い。
ワールドカップの決勝前夜という事もあって、
何故かスペインの旗を持ったグループが多い。
愈愈明日は仲間が来る。
ワールドカップの決勝戦の日に来る。