【夏旅③】ヘルシンキからロンドンへ
ヘルシンキ散策中、豪雨。
郵便局に避難。
楽しい郵便局。文房具屋風のグッズが楽しげに並べてあった。
雨も上がり、ある教会に足を運ぶ。
パリ娘がさっさと歩いて行く。
教会というイメージを抱いていたが、全然違った。
ロックフィルドーム教会。
岩で組んだ木組みのドーム型の教会。
日本のお城の城壁のように、岩でドームを支えてる。
こんな建物がヘルシンキにある。
プロテスタント教会だと。
中では、若い女性コーラスがリハーサル中。
カナダから来た合唱団がステージに立つと言う。
思わぬ幸運に、席に着く。
信徒でもないけれど、若く溌剌とした歌声に聞き惚れる。
岩と木で作られた円形の建物は、音響も中々いい。
フィンランドは、文化度、デザイン度、観光度が高い国だった。
ファミリーと別れ、一人ロンドンへ旅立つ。
ゴルフ仲間は、一日遅れでロンドンへ入る。
一人のロンドン歩きは楽しい。
30数年前ロンドンに研修生として過ごした街を歩く。
コベントガーデン、ピカレディー、リージェント、オックスフォード、
一人の夜は、「オペラ座の怪人」へ。
20数年前と同じ劇場。
よくやってる。
最初に、シャンデリアがすとんと落ちてくるシーンで度肝を抜かれたが、
今回はその辺は演出を変えていた。
変えないほうがいいのに。
唄は相変わらず素晴らしい。
ロイドウエーバー以来の作曲家が現れていないんだろうな。
もう古典だけど、楽しめた。
怪人の舞台が終わり、町に出ると、騒がしい。
ヘルシンキとは、一回りも二回りも人種、人数が多い。
ワールドカップの決勝前夜という事もあって、
何故かスペインの旗を持ったグループが多い。
愈愈明日は仲間が来る。
ワールドカップの決勝戦の日に来る。