【夏旅⑤】来年の全英オープン開催地でプレイ!

honest152010-07-25

全英オープンは、ゴルフの聖地セントアンドリュースの開催も多いが、
スコットランドだけでなく、イングランドのリンクスでも開催されている。
今回のゴルフツアーの目的の一つは、イングランドでの全英オープン開催
ゴルフ場でプレイする事。
最初が、イングランドの南東部、サンドウィッチにあるSt.Georgeゴルフ場。
来年のジ・オープンの開催地。
このゴルフ場、古典的なイングランドのゴルフ場らしく、通常ヴィジターは、
2ボール4サム。
4ボール4サムは、火曜だけに限定されている。
ネットで何とか、スタートを予約し、ゴルフ場に着いた。

古くからあるゴルフ場らしく、ジャケット着ないと飯も食べられないとか、
靴も履き替えてとかはあったけど、シャワーもロッカーも借りられ、
気持ちよくスタートできた。
スコットランドのリンクスとは、茨ブッシュが少ないくらいで、相変わらず
フェアウエイよりもブッシュが目立つ。
4人の内3人はナイスショットでスタートするが、自分は最初からチョロ、
おまけにロストボール。 9打でスタート。
その後もロストが続き、アウトを終わって4個もボールを失くした。
それでも気落ちせず、来年のジ・オープンのテレビ画面をイメージしながら
プレイ。

O君は、バンカーに入り、中々出てこない。
どうもそれが楽しみみたい。
フェアウエイは硬く、玉が転がる。
50ヤード先からパターで攻めたH君のボールが、そのままカップイン、
バーディー。
攻め方がプロ並になっている。
風が意外と弱く、このままではプロも攻めやすいかも、と言いながら
自分のスコアーは100を大きく越えた。


ゴルフを終え、シャワーし、ランチし、今宵の目的地ブリストルに向かう。
サンドイッチから約350kmの遠い処にある。
H君の草の根国際交流の知人の家にお世話になる事になっていたので。
3時ちょっと前のスタートだったけど、かなり無理をして自動車道優先の
通行で、ブリストルのボブさんの家に7時半に着いた。
彼の家は、ゴルフ場の近くにあり、緑一杯の中にあった。
早速こちらからの簡単な贈り物をしながら、食前酒を飲みながら
話をし始める。
ボブさん夫妻が気を使ってくれたので、我々のたどたどしい英語も、
何とか理解してくれた。
食事も軽くという事前の話が通してあったので、軽めで助かった。
ハムの塊をスライスしてもらったり、新ジャガをビールとともに楽しんだ。
何と4時間も歓談が続いた。
酔いが廻って舌も回り始めたO君も、絶好調。

家は300年前の農家を買い、その後増築したという。
どうも自分達で、手作りで建て増ししたみたい。
それでも300年前の農家というイメージを大切に作り上げていて、
落ち着いた雰囲気。
我々の部屋も、2階に3部屋も用意されていた。
2階には、孫9人達が遊べるような子供部屋があって、色々なオモチャが
一杯。
ボブ夫妻は、普通の共稼ぎ夫婦。
イングランドの住まいは、日本と比べてこんなにも違うか、とびっくり。
誰だ!日本は世界の経済大国だというのは!
収入だけで世の中を見るな!
もっと生活のベースで見ていかないといけない。
選挙に負ける前の民主党は、一時期生活者視点の政治と言ってたが、
本気で考えないと、日本は見せかけだけの張りぼての国になってしまう。
斜陽英国なんていう人間は信用しない、という気持ちになった1日だった。