【夏旅⑦】ウエールズは山あり、崖、砂浜、そして古城が。

honest152010-07-27

ウエールズは、四国ほどの大きさ。
イングランドにない1000級の山が二つ。
海岸線は豪放にして、繊細。
断崖あり、荒波あり、静かな入り江、白浜。
山は懐深く、山間は羊、牛の放牧に。
町は古城に囲まれた歴史に満ちている。
イングランドとは、風景、風土、人情が違う。


ゴルフ連荘のあくる日は、ウエールズを北へ縦断する。
昨日プレイしたガウアー半島は、知る人ぞ知る穴場。
3つの断崖と綺麗な白い砂浜と古城跡がある。
ナヴィが壊れたのでホテルを探すのに難儀して、町の人に聞くと、
本当に親切に教えてくれる。
ゴルフ場でも感じた人情を感じた。


朝テンビーという町を目指す。
ここもまた半島に面したかっての戦略拠点。
防衛と交易の町が、今は観光地になっている。
荒海に囲まれた町を更に塔で町を囲めてる。
不思議な風景は、ベンチがあちこちにあって、お年寄りが沢山
座っていた。
海を見たり、人間ウオチングをしたり、楽しそうに座っていた。


テンビーから川の要塞、ペンブルグへ向かう。
ここは川を渡らないと入れない。
川を挟んで、横長の巨大な城が出現した。
ヘンリー7世が生まれ、育った所だという。
20人ほどの若者が来た。
フランス語を喋っている。
聞くと、やはりフランス人。
逆に”おはようございます”と日本語で返ってきた。
日本も、案外人気あるじゃない。


海沿いのルートを山に変更して、スノドニア国立公園を越えることに。
この山は、イギリスで一番の山だそう。1000mを越えている。
山越えは、厳しい道になるかと思ったが、意外となだらかな道が続く。
羊達は、丁度毛をむしられたあとらしく、寒そうに裸をさらしていた。
峠をいつ越えたかもわからないまま、平地に入る。

今宵の宿は、ウエールズからちょい出た、イングランドの古都、
チェルシー
不思議な町。
中二階が廊下というか、モールになっている。
街の中を運河が流れ、観光地化してる。
夜は、タイ人がパフォーマンスする鉄板焼きを食べた。
日本が見えないなー。
ホテルのテレビは、サムソンだった。