【夏旅⑨】一路ロンドンへ。

honest152010-07-30

Nefynからは一路ロンドンへ。
人間ナヴィも馴れて来て、自動車道を見つけ、最短でロンドンに。
ただ自分達のホテルへのロンドン市内の道がちょっと違った。
ハムステッドという名前が見えてきた。
30数年前住んでた処。
懐かしい。スイスコッテジという名前も懐かしい。
ホテルには、3時に着いた。
2時間早く。レンタカー会社へ車を返却に行くと、何と休み。
我々の返車日と5時返却は知っているのに、、、。
今回のトラブルは、レンタカー。
腹がたったので、車をそこに置いていった。
(あくる日、O君が交渉をしてくれた)


買い物をしたい、という皆の意見でハロズを目指す。
タクシーが捕まらないので、大英博物館まで歩く。
今日は、ネルソン・マンデラデー。
彼の67年間の人権が開放された日だそう。
92歳の誕生日でもある。
粋な博物館は、この7月18日彼を祝っていた。
同じ時刻、The Open では無名の南アフリカのウーストハウゼンが
ぶっち切りで優勝を決めた。
ワールドカップといい、ゴルフといい、南アフリカは凄い。
ネルソン・マンデラも、歯を食いしばって融和政策を取ってきた。
差別との戦いだけでなく、その後の行動にも尊敬する。


ハロズで紅茶とか、お菓子を買い求めたO君。
フードコーナーの鮨カウンターでは、日本のオヤジさんが握っていた。
アラブの長身の美女が店内を闊歩してる。
まあ世界の縮図だね。
街にでて、ぶらぶら歩きながら、歩きつかれて2階建てバスにも乗り、
ピカレディーサーカスを目指す。
腹もすいたので、今日は中華。
この旅行中始めての中華。
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クラゲや、蟹やマーボー豆腐や馴染みの味を満喫し、旅を打ち上げた。


フィンランドからイングランドウエールズの旅で感じたのは、
日本の影が薄くなった事。
ホテルや公共の博物館等の映像は、サムソン、LGといった韓国系。
広告にも日本企業は大幅に減っていた。
車は、まだトヨタ、ホンダ、マツダは見るけど、ヒュンダイも多い。
テレビ、新聞からJapanの字を見ることは少ない。
日本で騒いでた、ワールドカップのダイジェストに日本選手は登場しない。
The Open での遼君の活躍も、一瞬だけ。
参議院選の結果は、申し訳程度。
日本での情報の触れ方は、余りにワンパターン。
まだまだだね、世界の中の日本は。


政治的、経済的に暫くは停滞する日本だけど、フィンランドとか、
ウエールズから見ると、日本は物静かな国。
電化製品、カメラ、車といった優秀な製品を作り出してる国。
製品を売るのに、余り言葉を使う必要なかったから輸出国になったけど、
やはり根本はコミュニカーションだね。
自分も喋れないけど、時たまの会話では日本人への優しさが感じられた。
戦争をしない、ごり押しをしない、無茶を言わない事が評価されているのかな。
変に政治家が、強い日本なんて目指さない方がいい。
強くなれば、どこか弱い処をたたくことになる。
もっと人と人との交流を大切にする国、人間であればいい。


昨日から全英女子オープンが始まった。
我々がリバプールでプレイした直ぐ傍のコース。
風とバンカーに日本選手は苦労してる。
ちゃんとバンカーの位置は確認しないといいスコアは出ないよ。