もう８回目なんだ”策伝大賞”

大学落語の全国大会、「策伝大賞」は今日が決勝。
８回目の今年から、朝１０時から指定席券との引き換え。
９時半に行ったら、５００人が並んでいた。
年々人気が出てきた。
２時からの開演だけど、たまたま同時刻にサッカーもあって、
大混雑。　遠くに駐車して、長良川畔を歩く。

会場は熱気で、むんむん。
昨日の予選では、５０大学、２８８人が参加。
８人しか決勝に残らないので、落ちた連中も決勝を見に来てる。
決勝に残った仲間を応援したり、技量を見ようと言う事か。
決勝が始まる。
トップは、大阪大学の綾紫家小枝杏の餅屋問答。
トップの緊張を物ともせず、お客を掴む。
旨かった！

２番目も旨かったが、まとまりすぎ。
３番目が、地元岐阜大学の三流亭今壱。
去年も決勝に残った実力者。
地元だという逆プレッシャーをはねのけて、抜群の出来。
その後、ミュージカル仕立てとか、八五郎坊主とか、熱演が続く。
若いせいか、体の動きが大きい。

演目が終わると、審査員がコメント。
親分格の三枝が、割とまともな事言うのに、
志の輔は、コメントでもきちんと”落ち”がある。
ある意味、今日のMVPは、志の輔。
NHKの”ためして合点”とは比べ物にならない位、いい。
結局策伝大賞は、地元の今壱君がとった。
地元贔屓じゃなく、実力でとった。
顔も落語顔。
楽しみな若者。
この放映は、３月１９日午前１０時５分からNHK（岐阜県域）と
４月７日午後３時１５分からNHK全国ネットで放映される。
一見の価値ありますよ。
私のマスク顔も映ってます（？）
明日は、三枝、志の輔の二人会がある。
それも身に行く。