【コモ湖】雪を冠つたアルプスが見守る雄大な湖
ミラノからわずか30分でコモに到着。
宿に行こうと、タクシーと交渉すると難色を示す。
我らが宿まで30km以上ある、高いよ、遠いよ、と。
他の手がないので、タクシーに乗った。
50分程の道のりが、自然とコモ湖観光になった。
イタリア語しか喋らない運転手と、何だかんだと会話する。
ジョージ・クルーニーの別荘がある。
ラスベガスのほうが有名なベラッジオが、対岸に。
あおの白いアルプスは、2時間もかければ乗り越えれる。
我らが宿は、遠すぎてコモじゃない、とか、、、。
何とか通じてる。
宿は、小高い場所に。
テラスに出る。
コモ湖が俯瞰できる。
アルプスが近くに見える。
青空を見たのは、今回の旅行で初めて。
素敵な宿だけど、不思議なのは、軽食の食事処が8時で締める事。
イタリアでは、逆に8時位からディナータイム。
どうやら、地元の町と分業システムを作ってるらしい。
窯で焼くピザを食べに行こうと、山道を10分程降りてゆく。
ちいさな村なのに、本格的なピザリア。
自分は、マルガリータを頼む。
窯で焼いたピザは美味い。
追加で、カルツォーネを頼む。
不恰好なものが現れた。
始めて食べるピザだ。
あくる朝も、青空。
すがすがしいテラスから、コモ湖を眺めると、夕方見た風景より、
くっきり見れる。
後ろは崖。
コモ駅までは、宿の主人が送ってくれる。
狭い曲がりくねった道は、あちこちでストップさせる。
主人は、英語を喋ったので、そこそこ会話した。
イタリア人は、生活を楽しんでるようだし、経済危機なんて、
何処吹く風みたいに見えるけど、やはり厳しい状況になってるよう。
それでも天性楽観的だから、人生明るい。
思わず「Ⅰrespect you.」と言った。
本心から。
コモを訪れる観光客は、イタリア以外が多いそうな。
意外だね、地元の人が行かないなんて。