【コモ湖】雪を冠つたアルプスが見守る雄大な湖

honest152012-04-26

ミラノからわずか30分でコモに到着。
宿に行こうと、タクシーと交渉すると難色を示す。
我らが宿まで30km以上ある、高いよ、遠いよ、と。
他の手がないので、タクシーに乗った。
50分程の道のりが、自然とコモ湖観光になった。
イタリア語しか喋らない運転手と、何だかんだと会話する。
ジョージ・クルーニーの別荘がある。
ラスベガスのほうが有名なベラッジオが、対岸に。
あおの白いアルプスは、2時間もかければ乗り越えれる。
我らが宿は、遠すぎてコモじゃない、とか、、、。
何とか通じてる。


宿は、小高い場所に。
テラスに出る。
コモ湖が俯瞰できる。
アルプスが近くに見える。
青空を見たのは、今回の旅行で初めて。
素敵な宿だけど、不思議なのは、軽食の食事処が8時で締める事。
イタリアでは、逆に8時位からディナータイム。
どうやら、地元の町と分業システムを作ってるらしい。


窯で焼くピザを食べに行こうと、山道を10分程降りてゆく。
ちいさな村なのに、本格的なピザリア。
自分は、マルガリータを頼む。
窯で焼いたピザは美味い。
追加で、カルツォーネを頼む。
不恰好なものが現れた。
始めて食べるピザだ。


あくる朝も、青空。
すがすがしいテラスから、コモ湖を眺めると、夕方見た風景より、
くっきり見れる。
後ろは崖。
コモ駅までは、宿の主人が送ってくれる。
狭い曲がりくねった道は、あちこちでストップさせる。
主人は、英語を喋ったので、そこそこ会話した。
イタリア人は、生活を楽しんでるようだし、経済危機なんて、
何処吹く風みたいに見えるけど、やはり厳しい状況になってるよう。
それでも天性楽観的だから、人生明るい。
思わず「Ⅰrespect you.」と言った。
本心から。
コモを訪れる観光客は、イタリア以外が多いそうな。
意外だね、地元の人が行かないなんて。