”夜来香”グランプリ獲得!

honest152013-06-14

サンローズさんの育てたバラ”夜来香”が、今週末大臣賞を獲得する。
新潟にある「国営越後丘陵公園」で開催される
”国際香りのばら新品種コンテスト”で
三部門で、最優秀を獲得。
画期的な事だそうな。


苗を同じ条件下で一年育てて、その中から優秀作品を選ぶ、という厳しい戦いを
勝ち抜いた。
彼は、今日新潟に向かった。
表彰式と、トークショーがあるとの事。
岐阜の大野町で、長年ばら作りに精を出してきた事へのご褒美かな?
おめでとう!


彼の作った次の新作は、「あお(亜欧)」という名前をつけた。
パリの娘の2月に生まれた孫娘の名前を冠してくれた。
このバラもいいよ!

小さくても、刺激的な日仏親善大使!

honest152013-05-11

10年パリ在住の娘が、パートナーを得て、この2月に娘を授かった。
連休前の4月26日に、パートナーと共に里帰りした。
娘自身の希望は、桜並木、温泉、おいしい魚。
パートナーの希望は、日本海を見たい。


垂井の鯉のぼり群舞と一緒に飛んでみた”あお”
[

まずサンローズさんちへ。
そこにひと月前に生まれた先輩ベイビーが待っていた。
赤ちゃん同士のご対面は、それなりに交流してる。
[
サンローズさんは、パリ娘のベビー”あお”ちゃんのために、新作のバラ”あお”を用意してくれた。
薄紫の自分名前のバラをつかんで、笑った。
わかるのかなー?


最初の温泉は、秋神温泉。
娘が小さい頃よく行ってた。
素朴な温泉宿だけど、殆どが採れたての山と川の食材。
おいしい。
シェフは、前パリで修業してた。
顔を出してくれて、彼にとっても久しぶりのフランス語を楽しんでた。


秋神の近くは、山桜はまだ咲いてなかったが、枝垂れ桜が、あちこちに。
青屋の枝垂れ桜は、”あお”にちなんでると、見に行く。[
田んぼに水を張り、水面にも映るように工夫されてた。
桜並木は、奥飛騨栃尾温泉まで出かけて、やっと見られた。


おいしい魚と日本海を求めて、和倉まで足をのばす。
3年前世話になり、会話を楽しんだ若女将が、育休中ということで、会えないと思ってた。
夕食の部屋に入ってすぐ若女将が、赤ちゃん連れて登場。
何と1日違いの先輩ベビーと、ここでもご対面。
感激。
千葉で知り合い、和倉まで来た若女将と、パリに行った二人が、ベビーを抱いて会った。


パリ人のパートナーは、口癖のように”ありがとう””大丈夫”と言う。
日本が好きのようで、娘とも一緒になった。
食べ物を納豆以外何でも、おいしそうに食べる。
日本語と、英語での会話がほとんどだったけど、何とか意思疎通もできた。
ヨーロッパ人だなと思うような発言もあったけど、自分の考えを臆すること言う。
異文化交流では、肝心な事。
彼が作ってくれた”クレープ”もおいしかった。[

彼らは、出会った人々に色んな刺激を与えてくれた。
ただ何と言っても主役は、ちびっこの”あお”
彼女の名前の由来は、亜細亜と亜と、欧州の欧。
異文化国の架け橋になるのでしょうか?
昨日の朝、大泣きしながら”あお”は帰っていった。

カンボジア=地雷と修復と寺小屋そして笑顔

honest152013-03-06

12歳の87が、ハードな中学受験を終えて、カンボジアに向かった。
岐阜県ユネスコ協会は、今年で7回目のカンボジアスタディツアーを実施。
ベースは寺小屋運動の支援と実践だが、日本の若者がカンボジアで体験して、
体感、理解し、交流する事も大きな意味がある。


さて12歳が、帰ってきてから報告会用のレポートを送ってきた。
事前に調べたカンボジアは、実際より遠く、日本との温度差に驚いたようだ。
おとなしい子だと思ってたけど、意外や意外。
とても社交的、皆と話こみ始めた。
多少の緊張が解けた状態で、カンボジアの子供達と出会った。
子供達の”笑顔”に元気をもらったようだ。
学習環境は、貧しいんだけど、子供達は明るく勉強を楽しんでいる。[
大虐殺で沢山の人が命を失くし、今でも20歳以下が50%近くを占める国。
識字率も、まだ50%にいかない国。
言葉を学ぶ事によって、病気や、事故、戦争や間違った事を学んでいく。
鉛筆、ノート、消しゴムもままならぬ寺小屋で、目が輝いて勉強してる。
その明るさに87は、目を見張った。


アンコールワットは、彼女にとって一番の思い出になったらしい。
87の父が(私の息子)が、学生のとき、アンコールワットの修復に参加した。
その時、カンボジア側から参加した若者(チア)が、その頃の事を覚えてて、
87の父のことも覚えていて、出会えた。
チア君は、両親を虐殺され、その後日本に渡っても、いじめられたりした。
今は、明るい顔して、日本人向けのガイドをやっている。
87の父も、それなりの年月を経ての彼との交流があるかも知れない。


地雷の撤去場所では、JMASという団体が作業をしてる。
現場で撤去作業してるのは、自衛隊OB。
素人ではできない、この仕事。
地味で危険な、この仕事。
87は、こんな感想をもった。
「人を殺すために一生懸命考えて地雷をつくったのは、人間。
 地雷を命かけて処理してるのも人間。
 この”人間”の差におどろかされました。」
地雷を危ない物だと知らずに、手で持ってる子がいる。
教育が大切だな、と思った。


普通の国民が、被害を受けた国民を助けてる、
カンボジアの人は、たすけあいながら生きてると思った。
凄いなーと思う文化だけでなく、いやな歴史もあるカンボジアが、
明るくさらに成長してくれることを願ってる。
12歳の日本の子の感想でした。

3月になりました。色々ありました。

honest152013-03-01

古希を祝ってもらおうと、リクエストをした。
ショールとか、ピンクセーターを貰った。
背中に掛けるバッグを要望したけど、まだ来ない。


あの事件の前のグアムにも出かけて、ゴルフ、バーベキューと楽しんだ。
飲み会もやった。
昨日で閉まったスナックにも。
良く通ってた居酒屋は、親父が倒れて、いけてない。


ちびっこの一番上の子は、去年から中学お受験に挑戦。
緊張で、大変だろうと思ったが、意外や意外”緊張しなかった”と。
第一志望は、駄目だったけど、第二志望が合格。
第一志望が失敗したときは、涙涙声で、慰めるのに困った。
男より女は、恋に失敗したときの切り替えが早い、と変な慰めをした。
涙声で聴いてたのに、第二志望が受かった時に、この言葉を覚えてた、と。


ちびっこは、そのあとカンボジアにまで、出かけた。
知らない人と、どんどん話しかけ、びっくりするくらい社交的になった。
成長が早い。


ちびっこたちが、カンボジアに言ってるときに、パリ娘に、ようやく娘が生まれた。
バレンタインデーが、予定日だったけど、二日遅れで出てきた。
彼がフランス人だから、どちらの遺伝子が強いかな、と思ったら、”アジア顔”だとの連絡。
日本の勝ち、かなと思ってると。
彼のお母さんが、彼の赤ちゃんの時の写真を組み込んで、楽しい合成写真を作ってくれた。
それを見ると、彼の赤ちゃんの頃とそっくり。
さあ、これからどんな顔になっていくんだろう?
家のお雛様も、4人の孫娘たちに楽しんでもらおう。

今日、古希を迎えました。

信じられない、、と事ですが、今日古希を迎えました。
もし交通事故に会うと、70歳の老人,車に撥ねられる。
と書かれる年頃ですが、本人にその自覚がない。
若い人に、これまでの経験と知識を伝える年齢なのに、あまりしていない。
もっぱら、自分の楽しい事をやっている。
身の回りの連中が、あれこれ忙しくしてるのを見て、楽しんでいる。


今年は、特に家族に出来事が続きそう。
お受験やら、ベービーやら、来日家族やら、、。
ちびっこと、遊ぶにも体力がいる。
パリ娘と付き合うには、フランス語がいる。
ちょっと努力を必要とする年でもある。


日本を眺めると、安部さんの勢いに、大勢の人が神輿を担いでしまっている。
日本人の、最もやばいワンパターン行動の気が出てきた。
我々の世代は、敗戦、貧乏、戦後民主主義、高度成長、公害、オイルショック、ドルショック、
円高不況と、さまざまな経験を経て、考え方が幅広く持ててると思う。
きっと、このあたりを表現したり、注意を喚起したり、行動したりすのも、古希の役目だろう。


敵艦が、右舷から航行とあれば、左舷を見る。
インフレと言えば、その功罪を検証。
円安も同じ。
成長経済と言えば、持続可能な経済を考える。
右翼と言えば、左翼、中葉を見る。
シンプルに物を考え、事に当たりたいが、単純ではなく、多面的に考え、行動していきたい。
良い加減を考えて。

東京オリンピック招致を考える

honest152013-01-09

1988年の名古屋オリンピック招致に係わっていた。
モスクワオリンピック、ロスオリンピックの開会式も見る事ができた。
当時の大国、アメリカ、旧ソ連が、それぞれ相手国の大会をボイコットしてた。
スポーツの祭典なのに、どうしても政治に巻き込まれる。
名古屋がソウルに負ける前夜、IOC委員が夜を過ごしてた場所にいた。
何人かのIOCの委員が、”Congratulation"と言ってた。
色々な憶測は、されたが、投票の前夜までは、名古屋はそこそこの戦いをしてた。
真夜中から未明にかけて、あるグループから要望がでて、名古屋は拒否した。
そこで、潮の流れが変わった。


今回の東京の立候補にあたっては、IOCも仕組みを変えて、より透明性を高めようとしてる。
しかしIOC委員の投票によって決定する仕組みは、変わってない。
当時の名古屋も、IOC個人へのアプローチが未熟だった。
今回の東京も、その時からどれだけ日常活動をしてきたか?
個人対個人の付き合いが、とても大切。
プロのスポーツ大会、例えばワールドカップのサッカーは、ある意味同じ部分と、
ビジネスライクの部分が必要。
オリンピックは、本来アマチュアの精神で成り立ってる事を忘れてはいけない。
基本は、日常活動である。


招致の計画書が、報道されている。
この計画書が、あくまで基本である。
精緻に、魅力的に、パワフルな統一感がいる。
今回の東京は、コンパクトを主張してる。
とことんコンパクトが、相手に伝わるか?
1300億かけ新設するメインスタジアムは、コンパクトという言葉とは、距離がある。
他にも新設する予定の施設が目立ちすぎる。



オリンピックは、都市が立候補する。
東京のアイデンティを、どう考えるか?
長い歴史の中から、発見しスポットライトを与えるのと、
新しく未来に向かって創りあげるもの、の両面から考える必要がある。
ドバイとか、上海のような都市イメージでない、東京独自のイメージを打ち出したい。
東京は、家康が江戸を切り開き、大火をバネに街づくりを考え、リサイクルできるライフスタイルまで
実行した都市の見本のような先進性をも持っていた。
文化面でも、浮世絵に代表される世界に通用する物をもっていた。
復興をテーマに考えるなら、未来にむかってのリサイクルできる街を考えてほしい。


世界に通用するのは、「戦争をしないと決意した国」である事。
こんな国は、世界に極めて少ない。
堂々とアピールするチャンスである。
使い古されてるイメージがあるけど、”平和”は、日本のキーワードである。


日本人のホスピタリティも、誇れる。
優しさ、奥ゆかしさ、もったいない精神、、、日本人の美徳をアピールしたい。
奥ゆかしいからといって、あいまいなアピールはやめてほしい。
過去も、未来にむけての創造も、日本オリジンを強く考えてほしい。
東京都には、5000億ものオリンピック資金があるというが、不思議だ。
日本国民のある意味犠牲の上で、東京一極集中の資金力にしてるのに。
地方の疲弊が、続いてる中で、地方代表の都市が立候補したら、
もっと支持率は上がるだろうに、、。

インフレ目標2%でいいんですか?

自民党大勝の流れの中で、怖い流れが色々でてくる。
その中で、まずインフレ目標2%目標が一人歩きする様相。
これだけ企業の停滞が続いてる中、株価が一万円を超えた。
円安は、唯一の材料だけど、他は単なる希望的観測。
円安、株価高で、安部さんは益々声高にインフレ目標2%を言い始めた。


これで国民の生活は豊かになるか?
はなはだ疑問である。
インフレは、物価高になる事。
今物価は、安定してる。
そこの何が駄目なの?
企業の売上、従業員の給与が上がらない、と言う。
インフレにしたら、給与あがりますか?
バブル以降、派遣社員の雇用という禁じ手まがいの方法で人件費を抑え、
利益を拡大してきた。
そんな企業が、簡単に給与をあげるとは思えない。


インフレになれば、銀行の金利も上がる。
企業は、今低利の借入金でしのいできた。
金利が上がれば、返済金の負担はあがる。
国の膨大な借金の返済金も、今以上に増える。


円高になれば、暮らしに直結した物価があがる。
エネルギーコストもあがる。
デフレ時代の可処分所得と、インフレ時の可処分所得を論じないといけないのに、
単純なインフレ2%論に組しては、とても危険である。
まずメディア側に変な安部マジックをなぞらえてほしくない。
きちんと良識を持った議論をしてほしい。